連絡:研究室にいる限り面談に応じます.
私の主たる所属は、専攻ではなく 共通教育部 です。共通教育部には在籍学生はいません。 私は専門科目を担当していません。が、真摯に 数学の研究を希望する卒研希望者が現れた場合には、 希望に応えられるよう活動するつもりです。そういう学生は 少ないはずですが いる と思います。 新J科以外の学生でも相談に乗ります(学科ごとに規則が違うようです)。ところで、大学院の講義として 幾何学 の科目を開講しています。
補足:大学院に進学志望の場合、TOEIC を早めに受験して慣れておくことを薦めます。
卒業研究の内容 分野:幾何学/位相幾何学
幾何学の話題:曲線・曲面論、多様体論(微積分が適用できる図形の理論)など。
言葉の意味は調べてみて下さい。最近は良い本がたくさん出版されています。
研究室の場所 東1号館 5階 507(山田の居室です)
研究室にいるときならいつでも構いません。mailで予約をいただければ確実です。
担当授業(webに情報があります)の後は研究室にいます。
後学期は出張が多いので注意して下さい。(メモ).
卒研配属は重要事項なので、期限が迫っていても面談などは省略せずに議論して慎重に決めます.
参考:過去の先輩は 通算で6名
2007 年度 1名 留学生(他大学大学院に進学),
2010 年度 1名(企業就職(SE)),
2012 年度 1名(就職希望),
2013 年度 1名(就職),
2017 年度 1名(教員志望,他大学大学院)
数学教室での受入れは元来 例外的です.注意して早めに行動してください.
教育組織上のこと
私の主たる所属は、専攻ではなく 共通教育部 です。共通教育部には在籍学生はいません。
が、真摯に 数学の研究を希望する卒研希望者が現れた場合には、
希望に応えられるよう活動するつもりです。そういう学生は 少ないはずですが いる と思います。
面談などでこちらが一番知りたいことは「これから数学を学ぶ」という“転身”の覚悟です。
数学なら基礎科目だけで大丈夫 と考えないこと。
この大学では純粋数学での進学は 例外的 ですので、
早めに連絡を取ってお互いの計画を立てないと無理が生じることがあります。
その点は特に気をつけること。
配属された場合、学部生TA(新設の制度)として後輩の「数学演習」の教育指導に協力して下さい。
配属先の候補として興味をもってくれた学生は、
必ず12月上旬に までに いちど面談に来て下さい.
最後に, もともと例外的な配属を想定しているので「他に行くところがないので」だけが希望理由
であるような学生は、お互いの不幸の元になるので、受け入れるつもりはありません。
数学に興味があれば、数学教室のサイトを見てください.
院に進学する前に 大学院(研究)用の数学の準備 を整えない/が整っていない学生 (例えば, 学内で卒業研究が違う分野 など)は, 基本的に 受け入れることはできません.
どんな学問でも 基礎 から順に積み上げていく構造があり, 程度として(数学科の)大卒程度, 修士程度, 博士程度 というように, "学年"にふさわしい内容というものがあります. 例えば, 大学院で "通常の数学科なら3年生に相当する内容" を勉強したことで修了とする わけにはいきません.
修士課程で数学を学ぶ前提として, (数学科の)大卒程度, たとえば 数学での(院進学に値する)卒業レベル に相当する知識・能力 が認められなくては なりません. それが 院試 という機会の目的の1つです. 特に, 受け入れ予定教員との意思疎通が重要です.
電通大学内の場合:この大学での 数学の講義 を全て集めても, (研究用の)数学としては 基礎数学の 一部に過ぎず, 内容的にも工学系の全学から要請された「技術への応用重視」傾向に偏っていると思います. せめて卒業研究から覚悟を決めて勉強を始めて下さい.
逆に言えば, どこか別の大学の数学科で 大卒程度の 知識・能力を身につけた学生について, 狭い意味での研究分野が私(あるいは 個々の教員)の専門分野 と一致した場合には, 受け入れることができます. 指導教員としての「責任をもった受入」とはそういうものだと思います.
一言:純粋数学の面白さ を感じられる学生には共感を感じます. 私の授業で数学に興味を持ってくれたのなら, それはとても嬉しいです.
研究分野は、
補足:大学院を希望する学生は早めに TOEIC を受験しておくこと.
新
位相幾何学(トポロジー):3・4次元多様体論、結び目理論、特異点論
Topology: 3,4-dimentional manifolds, Knot theory, Singularity theory.
旧
トポロジー;3・4次元多様体論、結び目理論、可微分写像、特異点
Topology; 3,4-dimentional manifolds, Knot theory, Differential maps, Singularity.
理由は次の通りです. 登録の時点で, もう少し注意すべきでした.
(1)「位相幾何学」「幾何学」でも検索されるようにしたいため.
(2)「可微分写像(Differential maps)」「特異点(Singularity)」は 研究分野 の名称というより 研究対象 を表す用語のため.
(3) コロン「:」は「もう少し詳しく言うと」というつもりです.
(2008年 4月14日 記)